古美術 ?! コーナー  B 09年8月〜    (by 佐藤慶子)


親戚からの委託品

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2015年11月、母良子七回忌。

なかなか気持ちの整理がつかず、ずっと新しい動きのなかったこのホームページですが、親戚から委託品を預かることになり、何年か振りに品物を紹介する気持ちになりました。
少しずつ調べながらアップしていきます。



気持ちも新たに!

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コラムのページも、すっかりご無沙汰してしまいました。

父は不在となりましたが、いつも見守ってくれていると思います。
気持ちも新たに、父が遺してくれた物を少しずつ整理していこうと思っています。長くかかると思いますが。

昨年7月、右のとおり、古物商許可証を取りました。
よろしくお願いいたします。



茨城県公安委員会許可
第401160002613号

「古美術 中川」
★備忘録★

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2009年11月19日、母良子永眠。享年76歳。
2010年6月、石川県小松市大文字町の「古美術中川」閉店
        父久志、長女家族と同居のため茨城県に引越し。
2011年1月21日、父中川久志永眠。享年83歳。
     3月11日、東日本大震災。
            特に被害はありませんでした。


偉大な我が父

人間国宝
徳田八十吉さん
の思い出

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去る8月26日、小松市在住、彩釉磁器人間国宝の三代徳田八十吉さんが永眠されました。享年75歳。

1997年に、九谷焼作家として初めて人間国宝に認定された、小松の宝ともいえる方でした。

徳田ご夫妻とは、私の両親とも親しくさせていただいており、私が結婚したときにもお祝をいただきました。そのお礼や何かでご自宅へおうかがいしたことがありますが、絵付け前のものや、いろんな工程の品が棚にたくさん並んでいて、芸術家のオーラ漂う中に、親しみやすい雰囲気を感じたことを覚えています。

昨年の12月、当店にいらっしゃり、父と30分ほど話していかれたのが八十吉さんとの最後となったそうです。

まだまだ、素敵な作品を作っていただきたかったのに、本当に残念です。心より、ご冥福をお祈りいたします。
汚れも、見どころの
ひとつ・・・?

重ね焼とは!

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右の写真は、重ね焼(かさねやき)で焼成された盃です。

重ね焼とは、窯の有効活用のため、5個から10個程、器を重ねて窯に入れて焼く技法です。

でも、釉薬をかけ、そのまま重ねて焼いたのでは、全部くっついてしまいます。

そこで、くっつかないようにするための方法がいくつかあります。

●朝鮮では・・・
高麗茶碗は、粘土を小さく丸めて底の部分、何箇所かに置いて、浮かせる状態にして重ねて焼きます。
焼いた後、粘土を取ると、豆のような跡、目跡(めあと)が付きますが、日本人は、この目跡も見どころとしています。

●日本では・・・
接触する部分の釉薬を削り取ります。

@接触する部分のみ、ドーナツ状に取る場合と、
A接触する部分から内側をすべて取る場合があります。

Aの方法では、昔は釉薬を取り去った部分をそのままにしておいたのですが、幕末になると、そのままではみっともないということで、誤魔化すために、絵を描くようになりました。

そうやって描かれたのが、右の写真の盃です。
絵のおかげで、釉薬がかかっていないのも、目立ちません。

でも、絵を描いても、微妙な余白には傷が付いたままなので、長年使っていると、余白に汚れが溜まっていきます

この汚れこそが、時代がついたものとして、鑑賞の対象になるわけです。

汚れや跡を面白がるとは・・・、
自然のままを尊ぶ、日本人の心のゆとりを感じます!



春日山めでたい盃 (江戸後期)



時代がついた本物の汚れと、
偽物にわざと付けた汚れは、
鑑定家が見れば一目瞭然。

テレビの「何でも鑑定団」で、
鑑定家が
「わざと汚してありますね」
と、言っていることありますね!

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